土間と暮らす家
平面プラン
コンセプト
懐かしさと新しさの共存
プランの基盤としたのは、土間のある日本の民家。かつての日本の民家に見られた土間空間の 魅力を見直し、現代の生活様式に柔軟に取り入れることで、懐かしくも新しい住まいの形を提 案します。
土間空間がもたらす生活の豊かさ
玄関からつながる南側の土間スペース・土間のDKの一体空間は、東側のウッドデッキに抜けら れる通り土間となっています。南面の大きな窓を開ければ、内部と外部が緩やかにつながり、 広い土間空間となります。内と外の境目があいまいな昔の日本の民家の特性に目を向け、その 要素がもたらす豊かさの中で、大人はおおらかな子育てが出来るよう、子供は感性が育まれる よう、親も子も日常を楽しめるような住まいを目指しました。
土に還る素材でつくる
環境問題が深刻化する今、身近な自然の中から建築資材を手に入れていた昔の民家に学ぶべき ことはたくさんあります。自然素材を積極的に取り入れて、環境に配慮し、住む人にとって心 地よく、子供たちがそこに住むことで環境への意識が自然と身に付く住まいを理想としました。
共働きを想定した家事(洗濯)動線
共働きの場合、洗濯物は日中でも部屋干しの場合が増えています。洗濯の動線は可能な限り無 駄を無くす為、脱衣→洗濯→乾燥→収納の流れがスムーズになるような間取りとしました。
建築データ
木造二階建て
1F 床面積 76.18㎡ 23.00坪
2F 床面積 44.71㎡ 13.50坪
延べ面積 120.89㎡ 36.50坪
施工面積(ﾃﾗｽ共) 163.06㎡ 49.23坪
[主な外部仕上げ]
ｼﾗｽ壁、一部木製羽目板
窓：樹脂ｻｯｼﾄﾘﾌﾟﾙｶﾞﾗｽ、1F南側2カ所木製ｻｯｼ
[主な内部仕上げ]
床：無垢ﾌﾛｰﾘﾝｸﾞ
壁：珪藻土
天井：珪藻土
[断熱仕様]
壁：高性能ｸﾞﾗｽｳｰﾙ105+105mm
屋根：高性能ｸﾞﾗｽｳｰﾙ315mm
基礎：土間下50mm、立上り60mm
1F 床面積 76.18㎡ 23.00坪
2F 床面積 44.71㎡ 13.50坪
延べ面積 120.89㎡ 36.50坪
施工面積(ﾃﾗｽ共) 163.06㎡ 49.23坪
[主な外部仕上げ]
ｼﾗｽ壁、一部木製羽目板
窓：樹脂ｻｯｼﾄﾘﾌﾟﾙｶﾞﾗｽ、1F南側2カ所木製ｻｯｼ
[主な内部仕上げ]
床：無垢ﾌﾛｰﾘﾝｸﾞ
壁：珪藻土
天井：珪藻土
[断熱仕様]
壁：高性能ｸﾞﾗｽｳｰﾙ105+105mm
屋根：高性能ｸﾞﾗｽｳｰﾙ315mm
基礎：土間下50mm、立上り60mm
想定 家族構成
夫婦+子供２名 計４名